【運転苦手】AT免許を1か月で取得するためにやったこと
車を買う・買わないは別として、社会人として持っていてメリットがある自動車免許。
当然ながら、車を運転する際には免許証は必要不可欠なのですが、この1枚を持っておくだけで大概の本人確認は突破できるので、車の運転以外にも持っておくメリットはあります。
運転免許を持っていれば仕事の幅が広がったりもしますから、時間があれば大学生のうちに取っておきたいものです。大学生はこの記事を書いている3月13日現在は春休み期間(コロナ禍の影響でどうなっているのかは分かりませんが…)なので、免許取得に励んでいる人も多いですよね。
技能項目の教習では当然、実際に車を運転する必要があります。スムーズに教習が進んで不安がない人も居ると思いますが、指導員に指摘されることが多く、不安を抱えている方も多いのではないかと思います。
この記事は、そんな不安を抱えている方のための参考資料として使っていただければと思います。また、これから教習所に通う予定だけど不安…という方にも参考になるかと思います。
運転免許取得までのスケジュールについて
一般的に、運転免許取得までのスケジュールはどの自動車学校を使う場合もほとんど差はありません。調べればスケジュールの情報が沢山出てくるので、情報収集はしやすいと思います。
自動車学校によって違うことといえば、技能項目の枠の予約の仕方くらいでしょう。Webから申し込むのか、学校の予約窓口から予約するのかなど、方法はそれぞれです。
学科教習
よく、技能教習に集中するために、学科教習は早く終わらせてしまえっていう意見を目にします。私も同意見です。
第一段階でも第二段階でも技能教習と学科教習があります。学科教習は、学校のテストよりも難易度は低いです(その分問題をよく読む力が問われます)。効果測定の中で試験対策ができるので、
学科教習を進めながら効果測定を同時並行で行っていき、効果測定の合格を早くもらいましょう。技能教習に専念することができます。もちろん、効果測定合格後も、仮免試験や最終試験に向けて少しずつでも復習の時間は確保しましょう。
技能教習
学科教習は学校の授業と同様の感覚で受けれますが、技能教習は実際に車を運転するのでワクワクする反面、緊張もします。
技能教習では教員からいろんなことを教えられますし、当然大事なことだらけなのですが、その中でも特に大事なことは以下のポイントです。
(1)運転席に座った後の運転の準備
- 運転席の高さやハンドルと席の距離などを調整する
- シートベルトを締める
- エンジンを起動する
- ミラーを調整する
(2)右左折や進路変更の際の安全確認
右折時は、対向車が来ていないかをよく確認する。左折時は、バイク等の巻き込みの有無の確認を怠らない。進路変更の際は後方と対向車をよく確認する。
(3)見渡しが悪い場所の右左折の際の安全確認
停止線や「止まれ」の標識で一時停止して安全確認した後、少し進んで道路の状況が見えてきたら再度一時停止して安全確認をする。
(4)踏切を渡る前の安全確認
しっかり一時停止をして、(大雨が降っていて吹き込んでくる心配がない限りは)窓を開けて左右をよく見て電車が来ていないかをよく確認して、ゆっくり渡る。
以上の点は、道交法に関係なく、怠った場合は大きな事故を引き起こしてしまう恐れがあるので、必ず徹底しましょう。安全確認に時間をかけて後ろの車を待たせることよりも、安全確認を怠って事故を起こしてしまうことの方が危険なので、安全確認は教員の方がしつこくてうんざりするかもしれませんが、重大な事故に直結するため絶対に怠ってはいけません。
学科試験合格のコツ
学科試験で問われる内容は、だいたい限られています。なので、効果測定などの経験を積んでいれば、試験中に知らない問題に遭遇することは99%ありません。
ただ、問題文がややこしかったり、難しく考えさせるような文言で問うてくることが多々あるので、問題を読み解く力が必要です。本番は、ちゃんと問題をよく読み、見直しを欠かさないようにしましょう。
技能試験の合格のコツ
技能試験は減点方式で行われます。採点項目が設定されており、不十分だった場合は減点されていきます。このことを理解しておきましょう。
技能試験の前は、まず検定のコースを頭に叩き込みましょう。正直、覚えていなくても試験の際には検定員が説明してくれますが、検定コースが頭に入っているだけで精神的にすごく楽になるので、覚えてしまいましょう。
安全確認や車を動かし始めるまでの座席の準備などを、頭の中で何度もシミュレーションしましょう。試験の時はめちゃくちゃ緊張しますし、安全確認の手順などの説明は当然ながら検定中は行われないので、必ずマスターしておきましょう。不安な場合は指導員に事前に聞くか、ネットで調べるなどして解消しましょう。安全確認の見落としなどはジワジワと減点されていきますので、注意が必要です。とはいえ、ミスをしたくない気持ちが強すぎてガチガチになってしまっては本末転倒なので、事前シミュレーションが大切です。
安全確認以外で重要な項目は仮免試験だとS字とクランク、卒業試験だと縦列駐車・方向転換でしょうか。これらを行う上で必ず注意すべきことがあります。それは脱輪です。脱輪とは、タイヤがコースから外れて道路外に落ちてしまうことです。これをやってしまうと、大幅な減点・もしくは試験中止になってしまうので、気を付けましょう。脱輪しそうになった場合は切り返しを行って回避すれば減点は避けられます。
正直、S字や縦列駐車・クランクの場面に遭遇することはほとんどないです(笑)。免許を取得して半年ほど公道を運転していますが、遭遇したことはないです。というか、そこまで危険な道をカーナビが誘導することはあまりないです(笑)。山奥に住んでいる場合とかだとあるのかもしれませんね。ただ、方向転換は役立つ場面もあります。
まとめ
学科試験で気を付けることは、効果測定をクリアする過程で問題に慣れること、問題文をよく読むことですね。
技能試験で気を付けることは、安全確認を徹底することと、脱輪しそうになったら時間がかかってでも切り返しを行って回避することです。
私の体験談
私自身、昨年7月に免許を取得して、車を買うまではレンタカーで運転に慣れていきました。何ですぐ買わなかったかというと、運転は好きだったけど自信がなかったからです。
免許取得後の最初の運転は事故を起こしませんでした。しかし、運転にある程度慣れてきた2~3か月後、案の定事故を起こしました。しかも2回。どちらもレンタカー会社の保険に加入していたため、追加料金は発生しませんでした。また、どちらも人身事故ではなかったのが救いです。
これらの事故について語ると長くなりますが、これらを踏まえて学んだことは、やはり安全確認・車の状況把握を怠ることが事故につながることです。どちらも私の操作ミスで起こった事故なので、すごく反省しました。
その後、10月に車が納車されて、毎週車を運転していますが、事故を起こしたことは一度もありません。ただ、ヒヤっとした経験は何度かあります。これからも安全運転を心がけたいと思います。
本日の内容は以上です。参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。